社会起業家育成委員会委員長

　　

 

　　

 

①ＪＣに入会したきっかけを教えてください。

当時、閉塞感に苛まれ、日々の暮らしに憤りを感じておりました。そんな時に友人のあった小林議長に誘われて「飲んでみる会」に出席したところ、「ここならば今の自分を変える事が出来るかもしれない」という気もちになり、入会を決意しました。

本当は、小林議長の執拗な営業を断れずに、なんとなく「飲んでみる会」に参加し、なんとなく入会してしまいました。

 

②ＪＣに入会して良かった事、悪かった事を教えてください。

良かった事
「誠の友情」掛け替えの無い仲間が出来ました。

私はＪＣに入会し、今後の人生で欠かせない仲間たちに出会いました。

学生時に比べ、大人になると色々な方と出会う機会は多くなります。しかし、そこには「利害関係」が発生し「誠の友情」を構築することは難しいです。それは何故なのかと考えた時、学生時には利害関係が無く、全員が同じ目的に向かって挑戦しているからだと思いました。ＪＣも同じです。幅広い業種が集まっているにも関わらず、そこには利害関係が無く、皆が同じ目的に向かって挑戦する。そして生まれる「誠の友情」。このような経験は大人になってからは初めてであり、私の大切な宝物です。他の異業種交流会では得る事の出来ないものと考えます。

 

悪かった点

とにかく時間が足りなくなりました。

プライベート、仕事、家族、そこに「ＪＣ」というものが入ってきたので、当然時間が足りなくなりました。ほぼプライベート＝ＪＣとなりましたし、仕事は私一人でやっているため、時には納期に間に合わなくなりそうになり、青ざめる事も多々ありました。家族からは「理屈っぽくなった」と疎外されるようになりました。

 

③今までのＪＣ活動での思い出を教えてください。

２０１３年度の「日本のこころ育成委員会」での幹事時代は私の忘れられない一年でした。当時、ＥｘｃｅｌもＷｏｒｄも使えず、文章も書いた事が無かった私でしたが、どのように事業を構築するべきか、文章はどのように書くものか、委員会運営はどのように行うべきか、ＪＣでの立ち振る舞い、規則等、江部委員長（現、江部副理事長）のもとでみっちりと勉強させて頂きました。２０１３年度の経験があったからこそ、今年、委員長として事業を成功に結び付ける事が出来ていると改めて感じています。

たまに私の奇行を目撃する人がいるかもしれませんが、それも２０１３年度に幹事として学んだ事とお察し下さい。

 

④２０１５年度「Challenge!!」したい事を教えてください。

私は今まで人の表に立つことの無い人生を歩んで来ました。しかし２０１５年度、初めて委員長として人の上に立つという「Challenge!!」をさせて頂いております。委員会メンバーとどのようにすれば目的を共有する事が出来るのか、委員長としてどのようなリーダー像がふさわしいのか、どのようにすれば事業を達成する事が出来るのか、今年度はまさに「Challenge!!」を続けている年になっていると思います。

 

⑤その他自由にお書きください。

私は人生において、「面白さ」というものを大切にしています。それは「面白い人間である」ということではなく「面白がる人間である」ということです。自らが欲し、内面から湧き出るような情熱を傾けてこそ、達成感やある種の快感につながると思います。それが「面白さ」ではないでしょうか。自らが面白がって行動しなければ受ける方も面白く感じることはありません。自分を愛していない人が他人を愛せるはずがないという事と同じです。しかし、自ら「面白がる」ことは簡単なようでとても難しいことです。「面白がる」ということは決して「楽をする」ことではありません。時には辛さや苦しみも伴います。しかし、いつまでも「辛いから出来ない」「苦しいからやらない」と不平不満だけでは停滞し、本当の面白さを掴むことが出来ません。物事を真剣に取り組むからこそ面白いのだと考えます。ＪＣも同じではないでしょうか。せっかく高いお金を払って活動しているのであれば、ぜひ真剣に面白がって真剣に活動して見て下さい。きっと自分の世界が広がると思います。