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出向者通信

2014/09/26

第7回出向者通信 中山 元四郎 君

北陸信越地区協議会 地区フォーラム委員会
委員 中山元四郎君
「出向しないと見られない世界。他LOMからも積極的に学んで欲しい。」

(上野龍一=文、インタビュー)
第7回出向者通信は、北陸信越地区協議会 地区フォーラム委員会に出向している中山元四郎君にインタビューを行った。
7月上旬に開催された地区フォーラムの設営に追われた中山君の役割や、出向より得たものとは何かをお聞きした。

 

◆  7年前から考えていた地区への出向。満を持しての出向。 

 

 中山元四郎君(以下中山)まずは無事に終えることができてよかったです。役割は様々なエネルギーに取り組んでいる企業様や団体様の活動をPRするブース「エネスポ」にて、来場された方の案内をしていました。多くの市民、JCメンバーに来ていただき、とてもうれしかったです。 

 

―北越信越地区協議会への出向を決めた理由についてお聞かせください。 

 

中山 2007年度に佐藤久栄先輩が地区会長になられた際、副事務局長として出向させて頂き、北陸信越地区には様々な方がいて面白いと思いました。当時は事務局だったので、委員会メンバーは新潟JCの方しかいませんでしたが、いずれは各LOMのメンバーが集っている委員会に出向してみたいと思っていました。それにしても、北陸信越地区への出向を決めることに7年は掛かりすぎですね。(笑) 

 

―満を持してといった感じですね!北陸信越地区協議会に出向するまでに7年間かかった理由をお聞きしてもよろしかったでしょうか? 

 

中山 その間、LOMで役職を受けていたり、仕事が多忙だったりなどでタイミングを失っていたということですね。(笑)

 

―北越信越地区協議会への出向は日本やブロックと違いを感じますか?感じる事がございましたらお聞かせください。 

 

中山 北陸信越5県のLOMからメンバーが集うので、県民性の特色やLOMの特色を感じます。その意味では地域性がブロックよりスケールがでかいです。また、日本よりは近県のLOMでまとまっているので、日本JCのように激しい地域ギャップの洗礼を受けずに、程よい感じで出向の刺激を受ける事が出来ます。

  

◆出向先には新潟JCでは見られないスタイルのリーダーが大勢いる。

 

―出向する事によるメリット、デメリットを感じることはありますか? 

 

中山 出向のデメリットは、移動時間が掛かることと移動手段が限られる事だと思います。特に今年度の地区フォーラムは敦賀だったので、車でも高速利用で片道5~6時間掛かります。JRも昔は直通していた急行「きたぐに」号や特急「雷鳥」号といった味のある名列車が相次いで廃止になり、新潟から敦賀まで直通する列車も無くなりました。昔は福井県で地区フォーラムが開催される時は、新潟JCから出向しているメンバーは、23時頃に新潟駅を出る急行「きたぐに」号の自由席に乗って、朝の4時台に福井県内の駅に到着して、そのまま地区フォーラムの会場へ行ったという話を聞いたことがありますが、そんなことも今は出来なくなったのは残念ですね。

メリットは、様々な地域の方と出会い、色々なリーダー像が見られることです。たとえば、今年の地区での委員長は決して人前では指示をしない人なので、最初は何もしない人なのかと思いましたが、話を聞いていますと議案書もきちんと読み込んでいらっしゃるし、行動も把握していますし、副委員長などスタッフへの指示は人前でなく裏できちんとされていてすごいなと思いましたね。 

 

―今回の移動は車だったのでしょうか? 

 

中山 以前だと夜行列車があったので、夜に出て朝に着くとか、懇親会後に夜に帰るとかできたのですが、夜行列車が無くなってしまったので、残念ながら車での移動となりました。 

 

―出向先で学んだ事、経験でLOMの事業に生かされている事はありますか?  

 

中山 今回の出向に限った事ではないですが、他のLOMの取り組みなどの情報は色々と聞けるので参考になります。また、出向先の委員会スタッフの皆様のリーダーシップは参考になりますね。新潟JCだけでは見られないスタイルのリーダーが大勢いますね。様々な方のリーダーシップを近くで観させて頂いた事が、その後、私自身が受けさせて頂いた新潟JCでの委員長時の行動等に影響を与えていると思います。また、今年の地区フォーラム委員会の中村委員長のリーダーシップ像も私個人は感銘を受けました。

あと、昔出向していた時は、ちょうど結婚した時期と重なっていたので、出向先の方から家庭の在り方について色々と教えて頂きました。この教えは現在も活用されています。 

 

◆まじめで堅実なLOM。それが新潟JCの良さ。

 

―出向者として新潟JCを客観的に見た時、どのように感じますか? 

 

中山 新潟JCは真面目でしっかりとしている堅実なLOMだと思います。他LOMから見ると「お堅いLOM」と見えるかもしれませんが、そこが新潟JCの良い所だと思いますね。 

 

―逆に出向されて新潟JCのここが悪い、改善して行った方が良いと思う所はありますか? 

 

中山 私が見る限り見当たらないですね。先ほどと重なりますがとても堅実でレベルの高いLOMだと思います。 

 

―来年以降、出向を考えている方へメッセージ等ございましたらお聞かせください。 

 

中山 新潟JCはレベルの高い凄いLOMだと思います。ただ、出向した際は、それに胡坐をかくことなく、他LOMの良い所を積極的に吸収していく姿勢を持って欲しいと思います。あと、近年出向者の人数が少ないですが、地区も良い所です。日本やブロックだけではなく、地区にもどんどん出向して欲しいです。 

 

―お忙しい中ご協力いただき、ありがとうございました。 

 

中山 こちらこそありがとうございました。

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地区フォーラムへ新潟JCからも多くのメンバーが参加をした。
 
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PRブースで設営をされていた板垣副理事長(左)中山委員(中)フォーラムに参加していた長谷川卓副委員長(左)
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LOMバス出発の時間には北陸信越地区協議会出向者メンバーでお見送りに
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広報委員会から取材を受ける中山委員と板垣副理事長
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中山 元四郎 君
(地区)地区フォーラム委員会 委員
(LOM)財政規則審査特別委員会 委員