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出向者通信

2014/04/03

第2回 出向者通信 長谷川 卓 君

新潟ブロック協議会ACTION発信委員会 副委員長 長谷川 卓 君

「ブロックで得た学び。積極的に取り組めば全てメリットに変わる。」

(上野龍一=インタビュー、文)

第2回出向者通信は、新潟ブロック協議会ACTION発信委員会副委員長として出向している長谷川卓君にインタビューを行った。

担当された第1回新潟ブロックコンファレンスを振り返りつつ、LOM、ブロックともに副委員長を受けている彼に、副委員長としての役割の違いなどについてお聞きした。

 

◆後ろから皆さんを一生懸命サポートさせていただきました。 

―まずは第1回ブロックコンファレンス、お疲れ様でした。第1回ブロックコンファレンスを終えての率直な感想を聞かせてください。

 

 

長谷川卓君(以下、長谷川)「終わった後の充実感、達成感を得ることができました。非常に貴重な経験をさせていただいたことに感謝しております。」

 

 

―第1回ブロックコンファレンスではどのような役割で、どのような動きをされていたのですか?

 

 

長谷川「委員会メンバーが決まったのが昨年末であり、時間がない中で準備をしてきましたが、主に式典後の4つのセミナーを担当させていただきました。」

 

 

―その辺りのことについてもう少し詳しくお聞かせ下さい。

 

 

長谷川「会場であるイタリア軒さんとの会場打ち合わせ、各セミナーに必要な備品の準備、4つのセミナーのトレーナーさん達との当日の日程の調整などをやらせていただきました。なかなか大変だったのですが、各セミナー会場の責任者の方々にがんばって頂きました。みなさん非常に優秀な方ばかりでしたので私は一生懸命、皆さんのサポートをやらせていただきました。」

 

 

―今回のブロックコンファレンスは議案書から関わったのですか?

 

 

長谷川「私がACTION発信委員会に配属が決まった段階で、すでに議案は動いていましたので最後の審議の時にお手伝いをしたという感じでした。」

 

 

―では、議案書には深くは関わっていない?

 

 

長谷川「そうですね。ただ、担当された副委員長があまり議案書に関わったことが無い方でして、配属が決まってからは私がお手伝いをさせていただきました。」

 

 

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積極的に設営の指示を出す長谷川副委員長。
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司会を務めた小菅委員。経験を積み学びを得る。
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同じく司会を務めた清水委員。第1回ブロックコンファレンスに花を添える。
◆ブロックの副委員長は権限と同時に責任がある。 

―今年ブロックに出向されてみて感じたLOMとの違いを教えて下さい。 

 

 

長谷川「JCそのものの捉え方が地域や会員数によって違うと感じました。地域のまちおこしに積極的に取り組むLOMもあれば、他の団体との連携が得意なLOMもあり、本当に様々だなと感じました。」 

 

 

―それはブロックということよりも、出向されているメンバーの感覚が違うと感じたということですか? 

 

 

長谷川「どうですかね。県内各地で委員会を開催するので、各開催地LOMの現役メンバーと接する機会は多いのですが、LOMによってJCの捉え方は随分違うと肌で感じました。」

 

 

―LOM、ブロックとともに副委員長という役職に付かれていますが、役割の違いはありますか? 

 

 

長谷川「ブロックの副委員長だと、すごく偉そうな席に座るので申し訳ない気持ちでいっぱいです。役割的には後ろから皆さんをバックアップするといういつも通りの役割を担っております。」

 

 

―いつもの長谷川君のスタイルですね(苦笑)副委員長としての役割はLOMもブロックも同じということですか?

 

 

長谷川「まだ始まったばかりなので何とも言えませんが、委員会メンバーの数が多い分、ブロックで任される仕事が少し大きいように感じています。」 

 

 

―どの辺で感じます? 

 

 

長谷川「LOMでの副委員長は委員長の形を補助していく、整えていく、サポートしていくという役割ですが、ブロックの場合は副委員長の方で、ある程度進めていくという感覚がありますね。」 

 

 

―ブロックの副委員長の方が権限はある? 

 

 

長谷川「ありますね。権限と同時に責任がありますね。」 

 

 

―今回、出向されてみてどのようなメリット、デメリットを感じますか? 

 

 

長谷川「デメリットは距離と時間でしょうか。LOMでの活動に加えまして、出向先での活動となりますので、非常に多くの時間を費やすことになります。また委員会などの開催場所も遠いので、その二つです。しかしながら、そもそも青年会議所に入っている目的を考えるのであれば、それが嫌なら最初から入会しなければいいし、むしろ貴重な機会を何事も積極的に取り組めば全部メリットに変わる気がします。」 

 

 

―出向先で学んだこと、経験したことでLOMの事業に活かされていることはありますか? 

 

 

長谷川「大勢の委員会メンバーに仕事を配分し、取りまとめていく事業運営の方法ですね。ブロコンは非常に大きい事業で一人では出来ない為、皆さんの協力が不可欠でした。その過程が、今のLOMの委員会にも活かせていると感じています。」

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豊富な経験で後方よりバックアップする川崎監査執行役。
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設営に精を出す熊倉副委員長。
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同じく設営に励む大橋委員。
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第1回ブロックコンファレンス中の1コマ。設営を終え笑顔の鈴木委員、熊倉副委員長。そして隣でおどける船山委員。
  ◆出向では繋がりや自らの成長が得られる。 

―出向者として新潟JCを客観的に見た時、どのように感じますか?

 

 

長谷川「自分が新潟JCで良かったと思いました。理由は色々な考え方があると思いますが、イベントだったりまちおこしだったり、行事ということであれば他の団体でも良いと思うのですよね。新潟JCの場合、厳しいことや難しいことが沢山ありますが、自分が望んでいたことが得られています。」

 

 

―なるほど。今うかがったことと重なるかもしれませんが、出向されてみて新潟JCはすごい!と感じた事はありますか?

 

 

長谷川「これだけの人数がいるのにルールや統率が非常にうまくいっていると感じます。」

 

 

―他のLOMやブロックよりもうまくいっていると感じる?

 

 

長谷川「そうですね。色々な繋がり方があると思いますが、ただの仲良しグループというだけでなく、組織の形としてこれだけの人数でありながら円滑な組織運営ができていて、同時に組織の秩序がしっかりとされているのはすごいと思います。」

 

 

―逆に出向されて新潟JCのここが悪い、改善していった方が良いと思う所はありますか?

 

 

長谷川「横との共有が少ないというか、連携が取れていないのかなと感じることがありますね。たとえば、他の委員会が今、何を行なっているのかとか、他の委員会の方々との触れ合う機会が少ないと思いますね。自分でつかもうと思えばつかめることなのでしょうけど。。」

 

 

―今年、佐藤理事長が掲げている「協心協力」はまさに長谷川君の新潟JCが改善していかなければならないと感じていたことをスローガンとされているということですね。

 

 

長谷川「そうですね!言われて気づきました(笑)やっぱり新潟JCはすごいですね。」

 

 

―来年以降、出向を考えている方へメッセージ等ございましたらお聞かせください

 

 

長谷川「私のような分際で大変恐縮ですが、新潟県としての繋がりを作ったり、新潟JCを知りたいのであればブロックへの出向はとても有意義です。また、まだ私は行ったことがありませんが、自らの成長を考えるなら日本と以前にアドバイスを頂きました。何もしない選択をされるよりはどちらかを選択されるといいと思います。」

  

―ありがとうございました。

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細やかな指示を出す長谷川副委員長と笑顔で答える桜井委員。
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JCゲームの最終確認をする押田委員と長谷川副委員長。
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インタビューの質問に答える長谷川副委員長。終始和やかな雰囲気で行われた。
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長谷川 卓 君

(ブロック)ACTION発信委員会 副委員長

(LOM)女性の力創造委員会 副委員長