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出向者通信

2014/10/07

第8回出向者通信 山田 裕士 君

 公益社団法人日本青年会議所 人財グループ  人間力大賞運営委員会

新潟ブロック協議会 ACTION新潟意識変革委員会

委員  山田裕士君

「LOMだけでは経験できないことをできるのが出向。 自己の経験と成長のため積極的に出向を。」

(上野龍一=文、インタビュー)

第8回出向者通信は、公益社団法人日本青年会議所 人財グループ 人間力大賞運営委員会と新潟ブロック協議会 ACTION新潟意識変革委員会にダブル出向している山田裕士君にインタビューを行った。先のサマーコンファレンスでの役割や日本とブロックの違いなどをお聞きした。

 

 

◆サマーコンファレンスのような大舞台で活躍できるのが出向の醍醐味。  

 

―まずは、サマーコンファレンスお疲れ様でした。サマーコンファレンスを終えての率直な感想を聞かせてください。

 

  山田裕士君(以下山田) サマーコンファレンスの裏方を行い、設えの大変さや動員の大切さを改めて感じました。数千人を目の前に舞台で活躍する委員会のメンバーを見て、とてもやり甲斐のある事業であるとともに、このような経験をできるのも出向者ならではと感じました。  

 

―サマーコンファレンスではどのような役割に就かれましたか?またその役割でのご苦労はありましたか?  

 

山田 私は受付を担当しました。受付での苦労は無かったのですが、私に説明してくれた担当の方が設営の内容をあまり理解されてなく、設営の動きが解らなかったことが苦労した点ですかね。(苦笑)  

 

―余談ですが、今回の人間力大賞時に、王貞治さんとの交流や心に残るエピソードはありましたか?  

 

山田 受付担当であったため、王貞治さんとの交流どころか、顔すら見ていません(泣)。  

 

―なぜ、今回の人間力大賞で王貞治さんを呼ばれたのですか?

 

  山田 もともと人間力大賞は「青年版国民栄誉賞」という面を持った賞ですので、国民栄誉賞といえば王貞治さんということになったようです。   

 

  ◆LOMあっての出向。LOM事業を頑張ってこそわかる真の出向の楽しさ。

 

  ―山田君 は日本、ブロックと出向されていますが、LOM、日本、ブロックとくらべてみた感想をお聞かせ頂けたらと思います。

 

  山田 なんといってもLOMが一番ですね。やり甲斐のある事業も多いですし、担当事業でなくても同期や昨年の委員会メンバーが頑張っている事業へ積極的に出席することで、多くの学びや経験を積むことが出来ます。また、さまざまな修練によって友情も深まるので、年を重ねるごとに友人が増えていくことも刺激的です。 ブロックに出向して気づいたことは、ブロック主催事業への参加が楽しみになったことですね。サッカー大会やわんぱく相撲でも他LOMの知り合いがたくさんいると楽しいです。 日本出向で感じたことは、JC歴が長い人や直前理事長や監査執行役の方でも気軽に話せることです。LOMやブロックだと、とりあえず役職が気になり気軽に話せない時もありますよね。日本ではLOMの役職は関係なく、また、LOMで偉い人も堅苦しさがない日本出向の環境を楽しんでいるように思います。  

 

―LOMが一番とおっしゃっているところから、山田君のLOMあっての出向という気持ちが伝わってきますね。(笑)  

 

山田 もちろん!LOMありきの出向ですから(笑)やり甲斐や楽しみを一番見出せるのはLOMだと思います。LOMでの活動をしっかりやっていないと出向してもなかなかどのように活動して良いのか解らないですし、本当の楽しみ方が解らないのではないでしょうか。やはり色々と苦労した分、楽しみも増えると思います。  

 

―出向することによるメリット、デメリットを感じることはありますか?  

 

山田 メリットは人間性が広がることだと思います。さまざまな地方の人の考え方やもてなしを見るのも勉強になりますね。また、全国各地に友人が出来たことです。人との繋がりを持つことにより人生がより楽しく過ごせるようになりました。(笑)デメリットは職場を休まなくてはならないことや、家族との時間が少なくなってしまうことです。しかし、時間をやりくりすることで、仕事を他の人に任せられるよう教育したり、休みの日を有意義に過ごすため工夫をしたりすることで、ダラダラ過ごすことが少なくなりました。

 

  ―出向先で学んだことや経験したことで、LOMの事業や社業などに生かされていることはありますか?

 

  山田 何ごとも積極的になりました。LOMにもすごい方はいらっしゃいますが、すごい人は世の中にたくさんいます。せっかく出向して色々な方と繋がりを築く為には、自分から行動しなければいけないと思いました。答えになってないかな?(笑)  

 

―LOM内のみの活動より、各地の初対面の方々と接する機会が多い分、コミュニケーション能力が高まったということですね。

 

  山田 そういうことですね。もともと内気な性格でしたので。(笑)    

 

◆こんなに出向者を支援してくれるLOMは他にない。出向してわかる新潟JCのすばらしさ。

 

  ―出向者として新潟JCを客観的に見た時、どのように感じますか?  

 

山田 全国のどのLOMにも負けないくらいしっかりしていて統率の取れているLOMだと思います。サマコンや全国大会などの出席者の割合が高いことも出向してみて初めて知り、素晴らしいと感じました。また、日本の事業開催時にも出向者をねぎらい、支えてくれるLOMは少ないと思いました。 

 

―出向されてみて新潟JCはすごい!と感じたことはありますか?

 

  山田 一人ひとりのモチベーションが高いと思います。先ほどの答えと重なりますが、特に今回のサマーコンファレンスでは、9時30分という早い時間から始まる人間力大賞グランプリ発表会の出席依頼をした時は、LOMをあげて応援出席して頂いたことがとても嬉しかったです。どのLOMにも負けないくらい出向者想いで行動力があるLOMであり、まさに協心協力というスローガンを実行していると実感しました。せっかく出向しているからには「新潟JCってすごい!」って言われるようになりたいので、頼まれた仕事は相手の期待以上の精度と早さを心がけています。(笑) 

 

  ―逆に出向されてみて新潟JCのここが悪い、改善して行った方が良いと思う所はありますか?

 

  山田 特にありませんが、強いていえば固すぎる所なのかなと。(苦笑)それは悪い箇所、改善点ではなく、出向させて頂き、全国のさまざまな人を拝見してみて「こういうJCもありなんだなぁ」と感じました。(笑)

 

  ―来年以降、出向を考えている方へメッセージ等ございましたらお聞かせください。  

 

山田 出向には時間とお金がかかりますが、時間が許す限りチャレンジしてみることをお勧めします。私も初めはブロックのみの出向を希望しており、日本には出向する予定ではありませんでしたが、お誘いを頂きチャンスと思い、出向してみました。結果的には普段ではとても経験できないことや数多くの友人ができ、いろいろな職種の人で出会えました。新潟だけで商売している方は社業に関係のないことかも知れませんが、自己の経験と成長のため、是非一度出向してみてはいかがでしょうか。

 

  ―お忙しい中ありがとうございました。今年で山田君は卒業ですが、卒業までのJCライフを駆け抜けてください。(笑)

 

  山田 ありがとうございます。(笑)卒業まで全力で頑張ります!

 

 

 
   
 
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サマーコンファレンスでは多くのメンバーが横浜の地に集結した。
 
    
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LOMナイトで互いの労をねぎらう山田委員 右は共に
人間力大賞運営委員会へ出向している倉田光委員
    
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ACTION新潟意識変革委員会へも出向されている。
ブロック大会で車の誘導をする山田委員。
  
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インタビュー中の一コマ。終始和やかに行われた。
   
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山田 裕士 君
(日本) 人間力大賞運営委員会 委員
(ブロック) ACTION新潟意識変革委員会 委員
(LOM) 次世代協育委員会 副委員長