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出向者通信

2014/05/22

第4回 出向者通信 佐藤 幸将 君

新潟ブロック協議会ACTIONリーダー育成委員会

委員 佐藤 幸将 君

「出向は県内様々なLOMで活躍する方々の声を聴ける貴重な機会」

(上野龍一=文、インタビュー)

第4回出向者通信は、新潟ブロック協議会ACTIONリーダー育成委員会に出向している佐藤幸将君にインタビューを行った。設営担当委員会として携わった教育再生民間タウンミーティングについての振り返りや、出向に対する想いなどをお聞きした。

 

◆子供のための三位一体地域間連携がテーマのタウンミーティング。地域の子供と、どのようにして向き合うかを考えた。 

 

―まずは教育再生民間タウンミーティング、お疲れ様でした。事業の簡単な内容の説明と終えられての率直な感想をお聞かせ下さい。 

 

佐藤幸将君(以下佐藤)「子供のための三位一体地域間連携をテーマに、現代社会における家庭・学校・地域の観点からそれぞれが抱える問題点を抽出し、また誰でも明日から実践できる道徳教育の在り方を示すためにパネリストと共にディスカッションを行いました。ご来場頂いた皆様と共に地域の子供と大人として、どのように向き合っていくべきかを一緒に考える機会にするために事業構築されたものです。デリケートな内容ながら、率直な意見が交わされ、普段は見えない学校側の実情や地域の取り組みを知るとてもいい機会になったと思います。」 

 

―教育再生民間タウンミーティングではどのような役割と、動きをされていたのですか? 

 

佐藤「私の役割はタイムキーパーで、パネリストやコーディネーターへ持ち時間を知らせる重要な役割をいただきました。当日はパネリストやコーディネーターの目に留まるよう持ち場を移動し、ステージからどの位置に行けば見やすいかを考えながら自分の役割を全うしました。」 

 

 

 

◆出向は様々な人との話が出来る場。それを持ち帰る事で自己成長できる。 

 

 

―昨年、今年と続けてブロックに出向されていますが、出向された動機をお聞かせ下さい。 

 

 

佐藤「新潟という地域だけではなく、県内の様々なLOMの方々とお話をする機会を求めて出向しております。また、それによって自己の成長に繋げ、新潟JCに持ち帰ることによって、LOMの成長にも寄与できるものと考えております。」

 

―LOMで昨年はフロアメンバー、今年はオリエンテーション委員会の副委員長として出向されていますが、気持ちの面で違いはありますか? 

 

佐藤「特に気持ちの面での違いはありません。昨年も今年もフロアメンバーとしてブロックへ出向しておりますが、LOMでもブロックでも、誰かを支えなければという想いは同じです。何かを少しでいいから良くしようとする『Positive Change』を胸に活動をしております。」 

 

―出向する事によるメリット、デメリットを感じることはありますか? 

 

佐藤「メリットはLOMでは知り合えない県内の様々な方々と共にやり遂げる達成感があります。たとえば、LOMが違うと事業の進め方、動きなどにも違いがあり、出向しなければ学ぶことが出来ない事を経験することが出来ます。デメリットは委員会の開催場所が新潟市とは限らず県内各地で開催されるため、交通事情により参加できないなどのリスクは多少あります。しかしながら、メリットの大きさを考えるならば、是非多くのメンバーに出向していただきたいと思います。」 

 

―出向先で一番楽しみにされている事はありますか? 

 

佐藤「やはり懇親会でしょうか。活発な意見のやり取りをした後の懇親会で、互いの仕事の現状や考えを交わすのは、県内といえどもなかなか知りえない情報が得られる貴重な機会となっています。また、他LOMの方々とのJAYCEEとしての想いや悩みなど、生の声を聴けるのは楽しみの一つではあります。」 

 

―出向先で学んだ事、経験した事でLOMの事業や社業に生かされている事はありますか? 

 

佐藤「一概には言えませんが、参考にしたり反面教師にしたりとLOMや社業に生きていると感じております。恐らくは経験することにより自ずと身についていくものと考えています。」 

 

―もう少し詳しくお聞かせ頂いてもよろしかったでしょうか。 

 

佐藤「出向に限ったことではありませんが、たとえば、JCでは様々な面で協議というか、話し合いが行われますよね。人と人が真剣に話をする時は相手の目を見て真摯に向かい合い、そしてこちらも相手の話を受け止める。そうすることによって、相手との関係が深くなると思うのです。その中に嘘やごまかしが有っては、決して関係が深くなる事はありません。当たり前のことかもしれませんが、改めてそういう事に気づかされました。」 

 

 

◆新潟JCの存在感は出向先でも感じられる。 

 

 

―出向者として新潟JCを客観的に見た時、どのように感じますか? 

 

佐藤「ブロックにおいて新潟JCの存在感は凄いと感じます。たとえば、出向先での委員会の協議で新潟のメンバーはスタッフ経験の有る無しに係らず、他LOMの方より積極的に意見をされているイメージがあります。それは新潟JC内で積極的に委員会に参加し、協議をされている表れだと思います。」 

 

―出向されて新潟JCはすごい!と感じた事はありますか? 

 

佐藤「先ほどの話と重なりますが、自然と意見や自分の考えを相手に伝えられるようになっている自分に驚きました。これは新潟JCでの経験が役立っていると感じ、やはり新潟JCに入会して良かったなと感じております。」 

 

―逆に出向されて新潟JCのここが悪い、改善して行った方が良いと思う所はありまか? 

 

佐藤「思いつきません。恐らくそう思う事があれば、自然と改善に向けた行動を皆さんがとっていると思います。」 

 

―来年以降、出向を考えている方へメッセージ等ございましたらお聞かせください。 

 

佐藤「これはLOMでもいろいろな方が言われていることですが、機会があるのであれば経験したほうがいいと思います。少しでも出向してみたいと感じているのであれば、是非一度経験してみていただきたいと思います。私は昨年上役の方に勧められて「とりあえず」で出向しましたが、不思議と昨年度が終わってすぐに来年も出向したいという気持ちになり、今年は自ら出向を希望しました。それは私自身が何か得るものがあると感じているからだと思います。何事も経験です。「百聞は一見に如かず」。出向してみたい、出向とはどんなものなのだろう、きっかけは些細なことで良いと思います。月に一回県内出張するくらいの感覚でも良いかもしれません。是非出向してみてください。楽しいです。」 

 

―ありがとうございました。これから仮入会員の指導など、大変だと思いますが頑張ってください。 

 

佐藤「こちらこそ、ありがとうございました。」

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タイムキーパーの役割の確認に余念がない佐藤副委員長
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資料を片手に余裕の斎藤委員(左)と石井委員(右)
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受付の準備に余念がない青瀬委員(左)と神林副委員長(右)
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丁寧なおもてなしで受付をする横山委員
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教育の担当委員会として参加された田中副理事長(左)大平委員長(中央)平原幹事(右)
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教育再生民間タウンミーティングに参加いただいた佐藤理事長と江部専務理事
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 相場副理事長(左)とブロック幹事の大滝幹事。

普段LOMでは、なかなか交流出来ない方々と交流を持てるのが出向の醍醐味でもある。

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終了後、出向者と参加者で記念撮影。
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インタビュー中、質問に対し一つ一つ言葉を選びながら答える佐藤副委員長
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佐藤 幸将 君

(ブロック)ACTIONリーダー育成委員会 委員

(LOM)オリエンテーション委員会 副委員長