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出向者通信

2014/04/30

第3回 出向者通信 加藤 健一 君

公益社団法人 日本青年会議所 人財グループ

災害・復興支援委員会 委員 加藤 健一 君

「出向は成長の場、自ら一歩踏み出すことで前向きな変化をもたらす。」

(田中大輔=文、インタビュー)

第3回出向者通信は、公益社団法人 日本青年会議所 人財グループ 災害・復興支援委員会に出向している加藤健一君にインタビューを行った。設営担当委員会として携わった復興創造フォーラムについての振り返りや、LOMでは委員長という重責を担いながら出向していることについて、想うことなどをお聞きした。

◆真の復興を誓った証として桜の記念植樹をお手伝いさせていただきました。

 

 -復興創造フォーラム大変お疲れ様でした。フォーラムを終えての率直な感想を聞かせて下さい。 

 

加藤健一君(以下、加藤) 「今振り返っての感想は、とにかく「眠い」「寒い」でした。辛かった印象が強いですが、この様なビッグイベントに携わる事が出来て、大変貴重な経験をさせていただいたと思います。」

 

 -フォーラム期間中の役割と、どのような動きをされていたかについて教えて下さい。 

 

加藤 「今回は3月7日から9日まで現地におりました。私は委員会の中では第2小委員会に所属しており、役割はメインフォーラムの設営・運営でした。主にメインフォーラムの会場設営、事前受付を担い、福島ブロックの事業である記念植樹のお手伝いもしました。」 

 

-記念植樹についてもう少し教えてください。 

 

加藤 「日本JC役員の皆様をはじめとした多数の方から、被災地が真の復興を遂げる日まで共に歩み続けることを誓い、その証として桜の木を植樹していただきました。詳しくは「WE BELIEVE」4月号に掲載されていますので、そちらもご覧になられてください!」

 

◆出向は各地の意気溢れるメンバーと知り合うことが出来、自分の成長に繋がる。 

 

-加藤さんは昨年と今年と、2年続けて日本JCに出向されています。出向しようと考えられた動機をお聞かせ下さい。 

 

加藤 「両年度共に、日本JCで学んだことをLOMに持ち帰る為に出向しました。昨年度はJCプログラムについて、本年度は防災・減災に関してです。 昨年度はブロックの副委員長、本年度はLOMの委員長をさせて貰う事が決まっており、社業を含めて、果たして自分に出来るのだろうかと思い悩んでおりました。しかし、昨年度は村山委員長(当時)から、本年度は江部専務理事からご助言をいただき、LOMに少しでも貢献できればという想いと、何より自分の成長の為にも出向を決意しました。」

 

-日本JCに出向されて、どのような点でLOMとの違いを感じますか? 

 

加藤 「特に大きな違いは感じません。日本JCにはスタッフとして出向しているわけでは無いので詳細な部分は解りませんが、LOMよりメンバー数が多いので、委員会をまとめることにご苦労されている印象を持ちました。」

 

 -出向する事によるメリット、デメリットはありますか? 

 

加藤 「メリットは、広い交友関係を築けることと、意欲あるメンバーが多いので、様々な部分で刺激を受けることが出来ます。デメリットは、週末に委員会があるので家族との時間が少なくなってしまうことでしょうか。」

 

 -昨年は委員会でご一緒でしたので、デメリットについてはお聞きしていましたね。(笑)それでは出向先で学んだ事、経験などでLOMでの役割に活かされていることはありますか?

 

加藤 「日本JCへの出向に関しては、昨年度、今年度共にLOMの委員会事業に直結していたので、学んだことを事業計画の策定に役立てることが出来たと思っています。 また、昨年度はブロックに副委員長として出向させていただきました。自らの担当として小委員会を受け持ち、県内各地のLOMのメンバーと共に活動させていただいたことで若干度胸がついたので、本年度のLOM委員長職を受けさせてもらうに当たり、非常に良い経験をさせていただいたと思います。」

 

◆出向先の事業にLOMメンバーから参加してもらえることが本当に嬉しいです。 

 

-今まで出向した中で一番印象に残っている出来事を教えて下さい。 

 

加藤 「新潟JCのメンバーが遠方から事業に参加して頂くことが大変心強く、ありがたかったです。昨年度、私が担当副委員長として担わせて頂いたブロックの公開委員会に、新潟JCから多くの方々に参加していただきました。そして、本年度も復興創造フォーラムに多くのメンバーに参加していただいたこと、特に災害ネットワーク構築委員会のメンバーに来ていただいたことが心から嬉しかったです。」 

 

-全く同感です。私も参加させていただきましたが、昨年加藤さんが出向された委員会で行われた柏崎原発見学事業は本当に勉強になりました。また、昨年私が出向していたブロックの委員会事業に加藤さんから参加いただいたことは本当に嬉しかったです。ちなみに復興創造フォーラムに参加した後に委員会メンバーに変化は見られましたか?

 

加藤 「実際に被災地の現場を見たということと、フォーラムに参加した経験によって、議案の内容がよりブラッシュアップされてきたように感じますね。」 

 

-出向者として外から新潟JCを見て感じることはありますか? 

 

加藤 「正直な所、新潟JCに対して堅苦しさを感じる部分がありましたが、ルールや規律を重んじることで、確かな体制を維持し続けることが出来るのだと改めて感じました。自身の仕事についても見直すきっかけとなった気がします。」

 

 -ご自身の仕事についても見直すきっかけとなったとお話頂きましたが、どのように見直されたのかをお聞かせ下さい。

 

加藤 「実は社員に対してなあなあで接してしまうところがあったのですが、そこを見直し、最近はしっかり指示を出して、その結果がどうなっているのか確認を行うようになりました。」

 

-日本JCより新潟JCの方が優れていると感じる事はありますか? 

 

加藤 「私が経験した部分に限った話ですが、事業に対する準備等の面では新潟JCは優れていると感じました。もちろん、日本JCだと集まって打合せする時間も無いので、一概に新潟JCの方が優れているとは言えないのでしょうが。。。」 

 

-逆に、新潟JCが改善したほうが良いと思うことはありますか? 

 

加藤 「私は特にないと感じています。出向してみて、新潟JCの良さをとてもよく理解することができました。先輩方が創った新潟JCを我々現役世代がしっかり守り、後輩に受け継がなければならないと改めて思っております。」 

 

-最後になりますが、来年以降、出向を考えているメンバーへメッセージ等をお願い致します。 

 

加藤 「私は出向したことで、新潟JCの素晴らしさを再確認でき、メンバーとしてのプライドを以前より強く持つことができました。出向の活動は基本的に週末です。ご家族や、社業を第一に優先されるのは当然ですが、せっかくの一度かぎりの人生、限られたJCライフの中で、お時間が許されるならば率先して出向していただきたいです。きっと、皆さんの今後の人生観や、新潟JCに対する気持ちに何らかの変化をもたらすと思います。」 

 

―お忙しい中、お付き合い頂きありがとうございました。6月例会、楽しみにしております。

 

加藤 「こちらこそ、ありがとうございました。」

 

 
 
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復興創造フォーラム中の1コマ。全国よりたくさんのメンバーが集結した。
 
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出向者として復興創造フォーラムで活躍された加藤委員長
 
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同じく復興創造フォーラムで活躍された川崎監査執行役
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笑顔で作業に勤しむ齋藤委員長
 
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復興創造フォーラムに参加された、JCプログラム実践委員会に小幹事として出向されている小林委員。お弁当の前でおどけて見せる。
 
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インタビューを受ける加藤委員長。6月例会もPR。どのように例会にブラッシュアップされたのか楽しみでもある。
 
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インタビューをする田中委員(右)と加藤委員長。昨年、同じ委員会で活躍された事もあり、インタビューは和やかな雰囲気で行われた。
 
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加藤 健一 君(日本)災害・復興支援委員会 委員

(LOM)災害ネットワーク構築委員会 委員長