◆全国大会運営の規模、雰囲気は60周年記念式典でも参考になった。
―まずは、「公益社団法人日本青年会議所 第63回全国大会松山大会」大変お疲れ様でした。大会開催を終えての率直な感想と、どのような役割をされたのかをお聞かせ下さい。
佐藤朋弥君(以下、佐藤) まずは、人、物、文化、歴史を通じて松山が好きになりました。出向先である全国大会運営会議は第一から第五の小会議で構成されており、その第一小会議の末席を汚しておりました。第一小会議は全体を取りまとめる業務が主体でした。大会当日は初日の大会成功祈願の運営が担当業務であり、池田祥護会務担当常任理事をはじめとした日本JC役員の皆様に恐縮しつつ、ご案内しておりました。
―佐藤君は新潟JCで今年度60周年記念式典を担当されていましたが、全国大会の準備などで参考になった点はありましたでしょうか。
佐藤 全国大会に先立ち、松山JCが主体となり決起集会が開催されました。その規模と参加者構成は当会議所の記念式典と類似しており、参考になりました。特に運営を通じて、席次表の作成や会場規模の雰囲気に触れたことは、今後のJC活動で大きく活かせていけると思います。
―今年の日本出向において、様々な方々との交流があったかと思います。特に他LOMとの交流において印象深かったことをお聞かせください。
佐藤 第一小会議は次年度・次々年度全国大会の実行委員長予定者が出向しており、その他の方々も、本大会を成功させるための熱意に溢れており、そのような方々との交流自体が、最も印象深く感動的でした。
―余談ですが、出向先でも同じ委員会に所属している、60周年特別委員会の圓山委員長と丸山幹事の様子やLOMとの違いについて、お聞かせいただけますか。
佐藤 特に圓山委員長は記念事業の成功後ということもあり、高まった歓喜の感情を松山の地で爆発させておられました。後に松山の地にご自身の会社の営業所を展開されたとしても不思議ではありません。丸山幹事は出向先でも幹事業に徹しておられ、JAYCEEとして更に磨きがかかった事と思います。
◆出向は他LOMと交流できる良いチャンス。
―出向する事によるメリット、デメリットを感じることはありますか?
佐藤 メリットは様々な人と出会える事です。出向に関しては、当委員会に限ったことではないですが、他LOMと交流できる良いチャンスです。様々な人に出会い、自身の成長につながっていくと思います。
デメリットは時間・金銭的な負担がある事です。なるべく参加することで得られる物も多くなりますが、そのための日程調整に苦労しており、犠牲もあったかと思いました。しかし終えてみれば、何とかできるものですね。(笑)
―出向者として新潟JCを客観的に見た時、どのように感じますか?
佐藤 数あるLOMの中でも新潟JCは、規模・運営ともに素晴らしいLOMであると思います。これだけ大規模ながら1人ひとりの意識が高く、統率のとれているLOMは少ないと思います。
―日本へ出向されて新潟JCはすごい!と感じた事はありますか?
佐藤 出向先で感じた話ですと、その歌唱力と歓喜の感情で魅せた圓山委員長、画像加工技術と激辛麺早食いで魅せた丸山幹事、このお二人が他LOMを圧倒しているその姿に新潟JCの凄さを感じました。
― 逆に出向されて新潟JCのここが悪い、改善して行った方が良いと思う所はありますか?
佐藤 ございません。重ねて言いますが、新潟JCは、他LOMと比べて、規模・運営ともに本当に素晴らしいLOMであると思います。
―来年以降、出向を考えている方へメッセージ等ございましたらお聞かせください。
佐藤 出向をすると活動範囲が物理的に広がるので負担も大きくなります。しかし、出向の魅力は人との出会いにあり、その人達との事業構築の過程に多くの得るものがあります。ぜひ、出向して見て下さい。素晴らしい体験ができると思います。
―ありがとうございました。 |