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第1章 東日本大震災
首都圏で想定される大規模自然災害として、「首都直下地震」「南海トラフ巨大地震」が日本の中心地で発災する可能性が懸念されている。(図4、図5)
2つの震災では、(表4、表5)の通り多大な損失が想定される。国家としての活動が停止する可能性がある。
首都直下地震 首都直下型の巨大地震は、200年の周期で発生していると考えられ、その規模はマグニチュード8クラス。1923年の関東大震災から90年以上が経過し、首都圏ではいつ大規模地震が発生してもおかしくない状況である。
[ 表4 ] 首都直下地震
南海トラフ巨大地震
静岡県の駿河湾から九州東方沖まで続く地域一帯では、100~150年の間隔でマグニチュード8クラスの地震が繰り返し起きてきた。
[ 表5 ] 南海トラフ巨大地震
※下段の表は2013年、2003年の中央防災会議(内閣府)での想定面積
2つの震災では、(表4、表5)の通り多大な損失が想定される。国家としての活動が停止する可能性がある。
首都直下地震 首都直下型の巨大地震は、200年の周期で発生していると考えられ、その規模はマグニチュード8クラス。1923年の関東大震災から90年以上が経過し、首都圏ではいつ大規模地震が発生してもおかしくない状況である。
被害想定 | |
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死者 | 約2万3,000人 |
経済損失 | 約95兆円 |
被害想定 | ||
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死者 | 約32万人 | |
経済損失 | 約220兆円 | |
該当面積 | 2013年時点での想定 | 2003年時点での想定 |
震度6弱以上 | 約7.1万km2 | 約2.4万km2 |
震度6強以上 | 約2.9万km2 | 約0.6万km2 |
震度7 | 約0.4万km2 | 約0.04万km2 |
※下段の表は2013年、2003年の中央防災会議(内閣府)での想定面積
都心南部直下地震(プレート内)の震度分布
[図4] 震源地が都心南部の場合の震度分布図
内閣府「首都直下地震の被害想定と対策について【別添資料4】」(http://www.bousai.go.jp/jishin/syuto/taisaku_wg/p
df/syuto_wg_siryo04.pdf)(参照2014年8月1日)を引用(図4、表4)
強震波形4ケースと経験的手法の震度の最大値の分布
[ 図5 ]南海トラフ巨大地震による震度分布図
内閣府「首都直下地震の被害想定対策のポイント」
(http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku/pdf/1_1.pdf) (参照2014年8月1日)を引用(図5、表5)
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