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第59回新潟JCフォーラムのご案内
新潟地震から50年。もしもの時、あなたは愛する人を守れますか?
我々の住む新潟市は今年で新潟地震発生から50年の節目を迎えます。世代交代と時の経過により、震災の記憶は風化しつつあり、大規模自然災害に誰もが被災する可能性や、平時からの防災・減災への取り組み、互いに助け合う互助的精神の必要性、といった当事者意識が希薄化している傾向にあると考えます。
本フォーラムでは、講師に釘子明氏をお招きして、東日本大震災の脅威や今の取り組みをご講話いただき、パネルディスカッションではさらに諸橋和行氏と、上村洋氏をお招きして、中越での先進的なボランティアセンターの仕組みや、新潟市での現在の取り組みについてお話しいただきます。各地域での取り組みや事例を挙げていただくことによって、希薄化した当事者としての意識を高めていただける内容となっております。
第59回新潟JCフォーラム
「想定外の大規模自然災害に備える ~一人ひとりの意識を高め、地域との繋がり強化が命を守る~」
新潟地震パネル展示
3階ホール入り口前にて、50年前に新潟市で発生した新潟地震の写真パネル展示を開催いたします。
- 日 時:
- 2014年6月17日(火)19:00~20:50(受付開始 18:30~)
- 場 所:
- 新潟市音楽文化会館 3階ホール 新潟市中央区一番堀通町3-2 Tel:025-224-5811
- 定 員:
- 210名様(入場無料)※定員になり次第締め切りさせていただきます。
釘子明氏(左)
一般社団法人「陸前高田被災地語り部」 くぎこ屋 代表
震災後、陸前高田第一中学校の避難所の立ち上げや、大石公民館の復興の湯などのボランティア活動を行い、その後遠野まごころネットに所属しボランティアの方々に語り部活動を始める。
およそ8か月で行った語り部の方々は約3000名、今回内閣府の起業支援金の助成を受け、2013年3月7日に、元の自宅跡に、事務所を開設し、語り部事業をスタートした。
現在、現地での語り部では被災地を実際に廻りながら、その爪痕の前で当時の状況や教訓を説明し、講演先では当時の被災状況や復興へのきざしの映像を基に語り部を行うなど、参加者の心に響く語り部を行っている。
諸橋和行氏(中)
公益社団法人中越防災安全推進機構 地域防災力センター センター長
東日本大震災発生後には、中越地震以降、復旧、復興に携わってきた経験を活かし、陸前高田市でバックアップセンター事務局としての活動を行った。
現在、同氏がセンター長を務める「公益社団法人中越防災安全推進機構 地域防災力センター」では、「自然災害に見舞われても「人が死なない」地域を創る」ことを目標に新潟県中越地域の様々な被災経験を踏まえ、地域防災力を高めるための多彩な活動を行っている。
上村洋氏(右)
新潟市危機管理防災局 防災課 課長
同氏の勤務する防災課では「地域防災計画の管理」「国民保護計画の管理」「防災意識の普及・啓発」「地域防災力の育成」「災害時の備蓄物資の計画・配備」を主な業務内容とし、日々防災についての取り組みを行っている。
また、新潟地震発生から50年目の節目となるこの年に市で立ち上げた「新潟地震50周年事業実行委員会」では、市内各地で予定されている防災に関するフェアやフォーラムの計画、実施、運営に大きく関わり活動している。