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2月例会(Paradigm Shift ~会社と会社で社会を変えよう~)

 

 

2月13日にホテルオークラ新潟にて、一般社団法人新潟青年会議所2020年度2月例会・第1回通常総会が開催されました。

 

 

 

 

 

 

 

Paradigm Shift~会社と会社で社会を変えよう~というテーマで講師として株式会社鈴木コーヒー代表取締役会長の佐藤健之氏をお招きしビジネス連携によって事業創造した事例として「越後雪室屋」と「ピアBandai」の生立ちについて講演していただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初にビジネス連携についての定義として次の3ステップの解説がありました。

 

ステップ1

 

一般的な商取引

ステップ2

お互いがWIN-WINの関係

ステップ3

地域の課題を解決

 

 

最終段階のステップ3では具体的な活動事例として、東日本大震災の際に物資の支援を行ったことがあげられていました。このように、公益性の高い地域から求められていることをビジネスとしてやっていく。1つの企業では不可能でも複数の企業が集まれば可能となる典型的な事例でした。

 

 

 

 

 

 

 

そしてメインの講演

 

人の生まれてくる確率のつかみからの、人と人の出会いは奇跡であり同じ時間を青年会議所で共有できることの貴重さの再確認からスタートしました。

まずは、越後雪室屋のお話です。にいがた雪室ブランド事業協同組合の設立から雪室効果の検証のお話はすべてのことが理にかなっており、所属している企業すべての強みを活かし共有しているビジネスモデルについてのお話と今後の展望についてもお話をきかせていただきました。

次にピアBandaiのお話です。もともとはウォーターフロントブームということで港湾部や水辺の魅力の再認識してほしいということからスタートし、現在のピアBandaiの土地をどのように活用するかということで、万代にぎわい創造株式会社を設立し当時は公共交通機関もないアクセスの悪い土地を、にぎわい創出・交流の場・観光スポットに変貌させました。

この万代にぎわい創造株式会社の設立メンバーは全員青年会議所メンバーでお互いに絶対の信頼関係をもった同志たちです。全国の市場のニーズを調査し、会議をかさねた結果キーテナントを導き出し現在の形になったというお話でした。

 

最後に、ビジネス連携の成功の秘訣として

 

  1. 危機感を持つこと
  2. イノベーションを起こすこと
  3. 顧客の創造をすること
  4. 志を共有すること
  5. 世の為・人の為になること

中小企業が生き残っていくためにはビジネス連携してお互いの強みを活かしてお互い成長していくしかない、また経営者は絶対にあきらめてはいけない。大いにビジネスをしようという力強いエールが送られ講演が締めくくられました。

 

 

 

 

 

 

ビジネス連携と青年会議所という非常に相性の良いテーマで開催され学びの多い有意義な時間となりました。この学びを社業に活かし同志とともに新しい道を切り開いていこうと決意を新たにした1日となりました。

 

そんな青年会議所に興味がある方、新入会員も募集中です。我々と同志になりましょう!