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子どもたちの明日をひらく

緊急事態宣言が解除され、新潟県内でも新型コロナウイルスの感染者数は減少し、私たちの生活は少しずつ日常に戻り始めているように思えます。小学生も長かった休校が明け、子どもたちはいつもの学校生活へ戻り始めてきています。

 

そんな中、子どもたちの貧困対策を担ってきた子ども食堂は、現在も通常の食堂運営はできずにいます。

 

食堂を利用する子どもたち、厨房で料理をする高齢者を含むボランティアスタッフ等への新型コロナウイルス感染を広めるリスクは避けられず、弁当等の代替手段を利用する場合でも、通常よりもコストがかかることからほとんどを寄付で賄う子ども食堂では満足な数量の弁当の確保は難しいのが現状です。

 

ただし、これまで子ども食堂を利用していた子どもたちは、毎週毎週、みんなの居場所である子ども食堂へ通い栄養満点のごはんを食べて生活をしてきました。新型コロナウイルスが原因であったとしても、急に食堂が中止になっては困ってしまいます。

 

新型コロナウイルスの影響で様々な環境の方が大変な思いをされていますが、子ども食堂により今日をしのいできた子どもたちはより一層大変な思いをしています。また、緊急事態宣言が解除され、世の中が日常に戻り始めても子ども食堂に通う子どもたちがすぐにこれまでの生活に戻ることはできません。

 

たとえ今後さらに新型コロナウイルスが終息し、通常営業に戻った場合でも第2派や第3派が発生することやその他の要因で子ども食堂が運営できない状況も予想されます。

 

子ども食堂に通っていた子どもたちは今すぐにでも子ども食堂が通常再開することを望んでいます。

 

新潟青年会議所では、子どもたちがすぐにでも満足な食生活を送れるよう弁当配布を行います。また、本事業を継続的に運営するために、実施結果を盛り込んだ提言書を作成するとともに、事業継続に協力してくれる企業や団体等の協力者を募集します。

 

子ども食堂中止で困っている子どもたちはぜひお集りください。

 

また、事業終了後も子ども食堂で弁当の配布ができるよう少しでも協力してくれる企業や団体を募集しています。農家や飲食店、食品関連業者、その他どのような業種でもご協力いただけるようでしたら新潟青年会議所までご連絡いただきます様お願い致します。

 

社会的に弱い立場の子どもたちが誰一人取り残されないよう、

新潟の未来を担う子どもたちみんなが明日をきりひらけるよう、

少しでもご賛同ご協力をいただければ幸いです。