『自然と文明社会が共存共栄するために』
気候変動や資源枯渇への危機感から環境への問題意識が高まっている現代、先ずは自らのライフスタイルを見直すことで、私たちが行動できる環境問題に対しての意識を高める環境共生推進のための活動『新潟JC環境アクションプラン』が企画・実践された。
『にいがた1/81万人からはじめる環境保全活動』
資源浪費を防止するアクション『ちょっと待った!運動』。先ずは自分が日頃の生活で無駄に資源を浪費していることをチェックし、身の回りから取組める省エネの活動として、電気・ガス・水道の浪費、食べ残しを抑えるための運動を行った。
次に、資源を有効利用するアクション『カーボンecoセット』。資源廃棄物であるアルミ缶を集めてもらい花の種や苗に交換した。それらを各家庭や学校等で植えることで、植物による光合成によってCO₂を削減。資源リサイクルの取組みを通し、自らの行動が環境保全に繋がることを理解してもらった。
3つ目に、環境と社会が共生するアクション『かんきょうエコマニフェストの作成』。自分が環境にどれだけ影響を与えているか認識、かんきょうエコマニフェストによるエコな取組みを宣言してもらった。環境エコマニフェスト発表会において子供たちが環境活動に取り組んだ成果を発表、将来の環境について考える機会となった。
また、4月から11月を通して『環境新聞ecoの声』を3回発行。環境新聞では、環境について関心を持ってもらうこと、アクションプランの活動を取り上げることで環境問題への意識を広く推進することとなった。
『ひとり一人が関心を持つこと』
新潟市内の小学校を対象に18校が参加。子供から大人までの参加総数は3948人と多くの新潟市民にアクションを起こしてもらった。『新潟JC環境アクションプラン』により、身の回りからできることを実践。先ずは、ひとり一人が関心を持つことが環境と共生する重要なことであると感じる事業であった。