新潟Dreamプロジェクト
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『世界一になれる可能性を秘めた新潟の夢をプロデュースする』

日本社会はイノベーションを起こすことで、新しい市場を生み出してきた。中でも新潟は有数な「ものづくり」の力、技術を有しており、産•官•学で日本をリードする取り組みも行なわれていた。また新潟は優秀な人材に恵まれた地域であった。その最先端にいる理数系・工学系に学ぶ学生たちが創り出したい未来のビジョン、明日への夢を抱き科学技術イノベーションを将来創り出せる人財へと羽ばたく機会を新潟JCがプロデュースしようと「新潟Dreamプロジェクト」 ~世界を驚かす夢プランを創出せよ!~が企画された。

科学技術というキーワードを基に創り出される未来への可能性を学ぶ「公開委員会」

参加を希望する学生たちへの開催説明会として「導入研修カリキュラム」、「実践研修カリキュラム」

参加者の決定後、夢を描く学生とメンターとして支援する社会人チームとの建設的な話し合いである「相互支援会」

発表の場として「Dreamプレゼンテーション」

という構成になった。

 

『科学技術が作り出す未来を学ぶ』

2012年(平成24年)6月公開委員会にて「科学技術が作り出す未来」〜世界を変革する日本そして新潟の最先端〜と題して科学技術が描く未来像、様々な可能性について4つの技術と考案に触れた。

1.「人の生活を助けるロボット」

運動能力が低下した高齢者、障害のある方が生き生きと生活する未来。自分の能力以上の力を引き出す「ロボットスーツ」と新潟でのロボット産業育成の動向を紹介

2.「未来の都市と生活」

未来の空中都市として「グリーンフロート構想」循環型農業の基盤となる未来都市像の紹介

3.「未来の乗り物」

フィールド、方向性、推進力の3つの考察視点を切り口に未来の乗り物の紹介

4.「宇宙開発の可能性」

宇宙空間に行くための手段として、衛星と地上を結ぶ宇宙エレベーターの考案を紹介

科学技術による未来への可能性が広がった。

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『導入研修カリキュラム、実践研修カリキュラムと相互支援会』

「導入研修カリキュラム」として株式会社コーチ&パートナーズ代表の河合由紀講師により夢を抱く「自立型人財」、行動を起こす「自立型問題解決法•充実体験」について研修が行なわれた。

「実践研修カリキュラム」として不可能を可能にする自立型姿勢、最強のチームづくり、プラス受信、人をやる気にさせるメンタリングについて研修が行なわれた。

「相互支援会」では夢を描く学生達と夢を支援するメンターとして社会人で構成されたチームDreamプロジェクトのメンバー達との話し合い「メンタル•セッション」が行なわれた。批判を一切行なわないルールの元、建設的な話し合いが行なわれ、若者達の夢は段々と誰かに何かをしたい、社会をより良くしたいといった夢へと変貌していった。

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『新潟Dreamプロジェクトプレゼンテーション』

2012年(平成24年)9月17日「新潟Dreamプロジェクト」プレゼンテーションが新潟県民会館で開催された。

研修を頂いた河合 由紀氏、メンターとして支援を頂いた櫛谷 努氏(クシヤ株式会社 代表取締役)と木山 光氏(NPO法人 社会起業家ビジネススクール 副理事長)、ロボットスーツ開発者であり筑波大学大学院教授の山海嘉之氏、宮島 裕氏(株式会社スノーピーク 執行役員 生産本部長)、佐藤 隆夫 氏 (株式会社新潟放送 社長室長兼人事部長)、石田 直樹 氏 (りゅーと増販情報センター所長 公認会計士)をパネラーとしてお招きし、夢プラン創出に挑戦した新潟の若者たちのプレゼンテーションが行なわれた。

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その後のアンケートによると、

【対内】

①      「自らが夢を抱く重要性を感じましたか?」の問に対して、95%の方から「感じた」「なんとなく感じた」と回答を頂いた。

②      「夢を抱くことが活力ある社会を取り戻すために必要だと思いましたか?」の問に対して、99%の方から「必要だと思う」「どちらかと言えば、必要だと思う」と回答を頂いた。

【対外】

③      「夢を抱く重要性を感じることができましたか?」の問に対して、100%の方から「感じた」「どちらかと言えば、感じたと思う」と回答を頂いた。

④      「自らも夢を抱き、描いてみたいと思いましたか?」の問に対して、91%の方から「思った」「どちらかと言えば、思った」と回答を頂いた。

明日への夢を抱く学生達の育成と、夢を抱く重要性や夢を描きたいと思う自立性を市民に感じて頂く素晴らしい事業となった。