卒業式
しばらくぶりに更新します。
先日、私の娘の卒業式に行ってまいりました。
小学校を卒業します。感慨深い時間でした、あっという間の6年間です。
6年前は黄色い帽子をかぶって、赤いランドセルが歩いているようだったのに
今では、嫁と対して変わらない身長・・・。
卒業式で思ったのは、昨今のメディアなどで日の丸や君が代を軽視した報道がありますが
娘の学校は、しっかりと国旗は掲揚、君が代は子供達全員しっかりと斉唱しておりました。
卒業式らしくて、とても良かったです。ただ違うのは当たり前な話なのですが、
みんなで合唱している歌がわからない・・・。現代の曲です。
仰げば尊しとかって今は無いのですね。時代の違いです。仕方ありません。
私は昔、先生になることを夢見てました。
こんな先生になりたいって、将来の自分を重ねあわせたくなるような人物が先生だったからです。
仲が良かったとか、友達みたいな先生とかではありません。悪い言い方をすれば暴力教師です。
今でも、機会があればお会いすることもあります。お年を召して昔の迫力はありません。
なぜ憧れたか。
先生は決して自分の思い、目標を曲げない人でした。当時、先生方の中で摩擦があろうと
生徒のことを一番に考え、当時の私は気にもしてませんでしたが(言い方は悪いのですが)出世とか公務員を楽して過ごすとか
考えていない、どんどん生徒の為に自分を追い込んで、自分の責任と生徒の夢を達成させようとする姿です。
何もわからない子供の私でも、そんな先生の環境や思いは伝わっていました。
退官された後、お酒を飲む機会があり当時の話をしたことがあるのですが、学校の姿と裏腹に、家庭を顧みない姿を
奥様にはよく愚痴られたとか・・・。なんとなく奥様のお気持ちもわかります。
中学校の時の話だったのですが、今でもその先生を囲む会(部活動の会)が毎年正月に必ず開催され、
私の前後2~3年の先輩、後輩が集まるのです。すごいですよね。
先輩も後輩も、卒業した今でも、そんな関係にいられるのは先生があってのことです。
私にとって、とても幸せで影響力を持った中学校生活でした。
私の娘も、そしてすべての子供達が、これからの学生生活で、すばらしい先生に出会えることを願っております。
ナオキ