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これから・・・。

By takahasi, 2010年12月18日 3:57 PM

こんにちは。

  

先日行われました、12月例会卒業式。

斎藤委員長を始めとするオリエンテーション委員会の皆様、本当にありがとうございました。

涙あり笑いありの、あっという間の卒業式、最高の思い出になりました。

映像を見ながら、当時の様々な思い出が頭をよぎり、何度も何度も目頭が熱くなり

サプライズゲストは、薄々感づいていましたが、嫁と娘の登場で涙を流してしまいました。

今年、様々な場面で使われた言葉「家族愛」は、私の一人娘への愛が原点です。

そこから基本方針を作り上げたのでした。だから正直、卒業式のステージで

正面から娘の顔を見ることができませんでした。

  

すべての事業に対し、荒削りだったかもしれませんが、全力投球でやってきたつもりです。

それらに答えてくれた、すべての委員会には感謝しきれないほど感謝しております。

そして、40歳の歳で理事長をさせていただき、私自身の集大成の年でもありました。

そして、これから・・・。

18日の新潟日報朝刊に掲載されましたが、これからの事について書きたいと思います。

  

新聞報道や噂話が広まり、御存じの方も多いかと思いますが、来年の4月

統一地方選挙、新潟県会議員に自民党公認で立候補することになりました。

新潟西区からの出馬となります。

  

お話をいただいたのは3か月前くらい前だったと思います。

私自身が、そのような器ではないので、ひたすらお断りさせていただいておりまして

ただ、お断りすることが心のどこかで、フォーラムなどで市民の前やメンバーの前で、

自分の口から発している言葉に嘘をついているような気持ちがあったのも事実です。

だから、ずっと悩みました。

10月、11月、12月と、月が変わるごとに徐々にノイローゼ気味になるくらい、

夜中に「ハッ」と目が覚めるくらい、考え込みました。

お願いに来られる自民党の先生や支援者の方々、弊社に私を説得しに来られる度、熱いお言葉を私に投げかけてくれます。

それらの言葉に答えられる人物ではないし、正直、今年の理事長職で「燃え尽き」感があったのも事実で

体力、気力も湧きあがりませんでした。

自分の仕事もあるし、家族だって、これ以上負担はかけたくありません。

言い方を変えれば、今まで通りに得意分野の仕事だけやって、たまに旅行なんかして

今までがんばって走り続けたのだから、これからは「楽に生きたい」という気持ちが強かったのかもしれません。

  

私は幸せ者です。

様々な方から温かいお言葉をいただき、そこまで言ってくれる方々がいるのであれば

その期待に答えられるかは解りませんが、自分のやれるところまで、やってみよう。

仕事も今まで通りに両立し、公に対してJCで学んだことを県政で実現してみよう。と、

誰に頼まれたからとかではなく、自分で自分の結論を出しました。

韓国ヨイド訪問の翌々日だったな。

  

お金もかかります。だから両親や家族に相談し、借金をしました。

落選したら、家族でアパート暮らしの覚悟です。

でも、それが自分の出した答えなので、これからは当選し、公の期待に答えられるように

4月10日まで必死に選挙に立ち向かいたいと思っております。

  

当然ながら、私が社会に出て、公に対する思いを育ててくれたのは新潟JCであり

私が必死に戦い、当選することが、新潟JCに対する恩返しでもあり、新潟JCの全メンバーが

自分のLOMに誇りを持ってもらい、そして、同じ目線で共に運動を展開していくことが、

これからの私にできることなのかなって思います。

  

卒業スピーチでお話しましたが、とかく「やる気があれば何でもできるさ」とか他人には言います。

でも現実は「やっても出来ないこと」の方が多いです。

でも、「やってみなくては」出来るか出来ないかは、わかりません。

目の前に高いハードルがあり、それを飛ぶことによって人間は成長できるのではないでしょうか。

だから、自分の成長だけではなく、未来の子供達の為に

自分の半生に誓って「やってみたい」と思います。

  

ナオキ

カムサハムニダ!

By takahasi, 2010年12月7日 4:34 PM

こんにちは。

  

12月2日から4日まで、韓国ヨイド青年会議所の式典に参加してまいりました。

昨年からの連絡や様々な手配、交流を進めていただいた、相田委員長をはじめとする

国際交流推進委員会の皆様、そして20名程の日本を代表する新潟JC団の皆様、

本当にありがとうございました。そしてお疲れ様でした!

  

私の経験上、過去に無い対応とアテンド、交流を深めることができたと思います。

とかく、ニュースなどでは反日運動やデモなどが報じられておりますが

実際、現地では、それらのニュースなどが嘘のように親日に接してもらえます。

なぜ、こんなに親切で良くしてくれるのに、そのような運動やデモが起こるのか?

全く信じられない程の接待なのです。

  

憶測ですが、韓国の国の政策上、反日感情は、ある程度高めておかなければ、ならないのかもしれません。

ごく一部の国民を使い、そのような運動を起こし報道するのでしょう。

教育も子供の頃から反日感情が高まるような教育を進め、頭にインプットさせ、「決して屈してはならない国」と

固定観念を植え付けているのではないでしょうか。

  

でも、実際の現状を見れば、日本の物質的な魅力や個々の魅力、精神性や先端を行くファッション等々

憧れや認めるところがあるのでしょう。受けて来た教育と違うじゃねえかって思っている節はあります。確かに。

いろんな韓国のメンバーや一般の方と会話し、若い子なんか「お金を貯めて日本の学校で勉強したい」とか

「日本のアニメ・マンガをネットで見て、日本語を覚えた」とか、様々な発言が聞けます。

面白いものです。

式典での私のスピーチも、がんばってハングルで挨拶しました。全文です。

そこまで頑張ると喜んでくれるんですよ、伝わったかは別として。

  

  

エバーランドっていう遊園地&動物園に連れて行ってもらいました。

面白かったです。二日酔いのオヤジ連中だけの遊園地。

アトラクションに乗るたび、低いオヤジ音(ウォォー)が響きます。何なんでしょうか、我々は。

遊園地はメッチャ寒でしたが、楽しかったなぁ・・・。

あっという間の3日間でしたが、民間外交をしっかりと果たしてきたと自負できる3日間でした。

来年、JCとして行く機会があれば、絶対におススメです。

国同士、様々な問題を抱えておりますが、それらを解決に導くのは民間外交の力も必要不可欠です。

同じ人間同士、好意的に付き合えば何も問題など生まれません。その先からは腹を割った関係を構築すればよいのです。

価値感は違えども、幸せになりたい気持ちは一緒です。真の民間外交を求め

平和とは魂の力から生まれる美徳であるということを証明していきましょう。

  

ナオキ

ベイビー!

By takahasi, 2010年11月30日 3:00 PM

こんにちは。

  

今年もあと残すところ1か月となりました。

早いものですね・・・。

  

先日、私の嫁さんが東京出張の為、カワイイ一人娘と二人きりでした。

年に1.2回ほど出張があるのですが、その都度、私は「どこに連れて行こうか?」と

考える訳でして、社会勉強の意味も含め、子供にはまだ若干早いと思われる所へ

連れていくのが、私の小さなイベントとなっているのです。

そして先日は、古町某所の料理屋さんへ行って来ました。

そこは私が10代の時から知っている女将さんが居て、娘のことも幼児の時から知ってます。

ただ、場所が場所なだけに、多少の緊張も走ります。(どことは書きませんが)

  

嫁さんとは常日頃、一緒にいるときは様々な話をするのですが、中1になる微妙な年頃の娘と

二人きりで話をすることなど、最近は全くありません。考えてもみれば私が中1の頃に

親とそんなシチュエーションになることなど無かった訳で、ましてや娘と父親っていう関係は

難しいものです。嫁にも娘の接し方について、常にブツブツ怒られるのです。

  

店に入り食事をしながら(私は酒を呑んでいるのですが)学校の事、友達と帰り道で話した事、先生の話など

聞きながら、ついつい幸せすぎて呑み過ぎてしまいます。

  

ここ数か月、そして数週間、過去に無い程のストレスと悩み、選択を迫られていました。

自分の中の答えは出したのですが、まだ結果に結びついていません。

そんな不安や不満を払しょくしてくれるのは私は家族しか居ません。誰もがそうであるように。

自分の抱えた問題をクリアするのは自分しかいないのですが、人間一人では生きていけませんし

誰しも支えとなる人物や家族がいるからこそ、そのハードルを飛ぶことが出来ます。

俺が出した答えが自分の人生にとって、家族や娘の将来にとって、どのような結果を生み出すのかは

わかりませんが、誰かの為の人生ではなく、まずは自分の家族を幸せにすることが

一番の優先で、それからは自分との戦いっていうか、努力っていうか・・・。

難しいですね、人生って。

と、娘の話を聞きながら考えてしまいました。

  

相談に乗ってくれた大親友や知人の皆さんには、心から感謝しております。

俺は弱い人間なので、期待に答えていなかったらごめんなさい。

  

残り1か月、気を緩めることなく走り続けたいと思います。

ナオキ

「オモテ」と「ウラ」。

By takahasi, 2010年11月17日 3:38 PM

こんにちは。

  

久しぶりに今日は秋晴れ。気持ちがいいです。

ずっと雨だったり、風が超強かったり、だからこそ晴れの日はいつも以上に気持ちがいい。

  

先週行われました、第32回新潟JCフォーラム「私たちが考える新潟の未来」を企画・設営していただいた

平川委員長を始めとする総務委員会の皆様、お疲れ様でした。

今年最後の新潟JCフォーラム、本当にありがとうございました。平川委員長には感謝・感激death!!

  

子供のころ、新潟がこんなに近代的?になるなんて想像もしていなかった半面、大人になって

世の中の不都合や想像もしなかった問題が勃発し、それらを包み隠すかの如く、後から後から問題が

湧きあがってくる・・・。一見、平和そうに見えて、実はそれらは造られた平和なのかもしれません。

今年の新潟JCの委員会は、それら問題に挑む覚悟で作られました。そして先日のフォーラムでの報告。

  

今思えば、あの時、ああすれば良かったとか、こうすれば、もっと効果的だったとか、考える事はあります。

でも、行った事業に、何一つ後悔はありません。むしろ俺自身が勉強させていただいたと

心から思っています。後は、しっかりと検証して引き継がなければ進化はしませんので、そこんとこヨロシク。

  

11月の1週目に行った、世界会議大阪大会でも大勢のメンバーから来ていただきました。

さすが大阪だけあって活気が違います。しかし、遊びやすそうだが、住みにくそうな街でもありました。

いろんな人がいて、いろんな文化があるだけ、大阪は新潟なんかより、もっと多くの問題を抱えて

いるんだろうなぁ、って純粋に納得できる3日間でした。楽しかったんだけどね・・・。

  

話は変わり、御存じの通り、先日尖閣諸島の追突の映像が流失しました。

あのニュースを「革命的行為」とか或いは「背後に政治的思惑」があるとか、もっと別な意味があるとか

様々な憶測と噂が飛び交っております。疑り深い性格の俺は、いろんなことを勘ぐったりしてます。

世間で公表される「オモテ」の世界、この問題に「ウラ」があるかどうかは別として

流される情報の隙間や死角、或いは影が存在しているでしょう。

情報の意図や性質、背景が、こんなに明確になっている事件も珍しいにも関わらず

なぜ政府やメディアも含め、問題の根本に対して中国に追及しないのか、ずっと下手で外交交渉をし

言われることを鵜呑みにし、正すこと無く進めることによって、行きつく先は国民の無関心。

それは自国を信用できないという理由が多くを占めるのではないでしょうか。

  

またまた話は戻りますが、問題の「オモテ」と「ウラ」。

今年取り組んだ新潟JCの事業にも沢山あります。問題を突きつめれば不都合な「ウラ」が見えて来ます。

事業で気付きがあったのであれば、関心を持ち続け、自分たちの力で解決は出来ないかもしれないけど

より大勢の力があれば解決に近づけることはできます。

そして世論が高まれば、いつかは「ウラ」が「オモテ」になり

「私たちの考える新潟の未来」に近づくのではないでしょうか。

  

何はともあれ、全委員会に対して心から御礼申し上げます。ありがとう!

ナオキ

  

街の理不尽。

By takahasi, 2010年11月1日 2:36 PM

こんにちは。

  

急に寒くなり、すっかり秋らしくなりましたね。

一歩一歩、冬に近づいております。早いものですね・・・。

  

先日、新潟市長選に伴う公開討論会が行われました。

小管委員長を始めとする、新潟のリーダーシップ開発委員会の皆様、2度の公開事業でしたが

無事終えることができました。また、来客の市民もメディアの取材も、注目度があったこともあり

今までにない数でしたし、討論の中身も充実しておりました。本当にお疲れ様でした。

  

新潟市は多くの問題を抱えております。

今回の市長選の争点にはなっておりませんが、現在の市民の意向や注目すべき点として

中国総領事館の移設問題が上げられます。

多くの誘致活動の結果、獲得した中国総領事館。

今後の日本海側、港や空港を抱えた新潟の経済発展を狙い、日本海側の拠点として

中国との経済交流を活発にし、世界の中の新潟というビジョンを掲げた誘致であるのではないでしょうか。

そこに加えて、新潟に中華街構想など、複雑な中国側の要望?が上がって来ております。

  

しかし、御存じの通り、様々な問題があり、尖閣諸島の漁船追突事故に端を発し、西大畑への住民無視の

移設決定、その後の万代小学校跡地への建設計画など、行政として市民への説明責任を果たしていないことが多く感じられます。

西大畑に関しては住民説明会を10月15日に行いましたが、調べた所、あれは説明会ではなく

決定したことを説明する公表会であるとも感じております。

ある意味、民間同士で契約したものであるのであれば、契約破棄は出来ないと思いますが

公の領事館が移設することを行政が知らない訳がありません。近隣住民に早い段階で

事前説明があって当然なのではないでしょうか。

万代地区移設に関しては、しっかりと地域住民との議論をしなければならないでしょう。

  

考えてもみてください。自分の家の隣に事前説明もなく、中国領事館が移設されて来たら・・・。

誰だって嫌でしょう。これが中国ではなく、仮にアメリカやイギリスでも考えられません。

出来ることなら、黙ってビルに入っていてもらいたいものです。移設する必要性が全く考えられません。

今回の件は、どちらの立場になって考えても、仮に行政側の視点から、ひいき目に見ても

地域住民が理不尽でなりません。

  

中華街構想も古町商店街が市長に誘致を申し出ておりますが、中華街が古町に来たところで

繁華街が活性化するとは思えません。むしろ新潟の文化や伝統が壊されるのではないでしょうか。

そもそも、横浜などの中華街は、港町として、華僑が横浜に渡った際に、日本人と共存・地域の情緒として

現在まで栄えてきたものです。そこには昔から一定のルールやしきたり、観光地としての習わしがあります。

中華街を作った事自体の目的が違うのです。

仮に古町に中華街が出来たとしても、賑わうのは始めのうちだけでしょう。珍しいですからね。

中国の誹謗・中傷をする気はありませんが、犯罪や様々な問題が発生するのが目に見えます。

現に池袋や、さいたま市など中華街構想と称し風俗街が増える一方ではないでしょうか。

住みよい新潟、古町活性化とは、中国人人口を増やし税金を納めずに治安を悪化させることなのでしょうか。

チャイナタウンを形成することによって、地元の新潟市民は古町から必ず離れて行くでしょう。

ひいては魅力の無い新潟から、若者は、どんどん離れて行くでしょう。

  

今一度、新潟の魅力や古町の魅力を再確認し、何かに頼らずに、古くから有るものをブレることなく

PRし続けることから始めなくてはならないのではないでしょうか。今まで税金が一番多く投入されている

商店街なのだから・・・。(古町商店街に関しては言いたいことが沢山あります)

極端な言い方をすれば、ヤミ金からお金を借りてヤクザから麻薬を買うようなものだと思います。

  

少なくても、私の知っている古町商店街を、次世代に誇りを持って

新潟の中心地として伝えて行ける街にしてほしいと心から思います。

  

ナオキ

事実の中の真実。

By takahasi, 2010年10月18日 3:10 PM

こんにちは。

  

先日行われました10月例会、第31回JCフォーラム「私たちの視点は正しい?」を設営していただいた

丸山議長を始めとするメディア戦略実践会議の皆様、本当にお疲れ様でした。

会議体で何度も何度も議論し、作り込みをしてきた苦労が実になりましたね。

  

しかし、パネルディスカッションは難しいものです。別の意見を持った人たちが意見を

戦わせなければなりません。結論も出るとは限りません。

今回、今更ながら一番重要だと思ったのは、コーディネーターじゃないかな。

コーディネーターが、しっかりした意見と結論を持っていないと、纏めることができません。

色々な意味で、勉強になったパネルディスカッションでした。(決して否定ではありませんよ)

  

メディアの方々は、しゃべれることとしゃべれない事があります。

でも、それを知る権利は市民にはあります。決してメディアとは公的なもではなく

民間人からの収益や提供によって成り立っているものです。

メディアの方々は情報は平等、偏向や私的感覚の記事や報道は無いとお話しておりましたが

それは、おそらくメディアを職業としている方々が既存のものに間違えがなく

その箱の括りの中で生活しているから見えてきていないのではないかと感じるのです。

どの職業でも、客観的に見つめ直すことは大事ですし、一度リセットすることが必要な時もあります。

メディアに対してはインターネットの時代が浸透し、形が変わって来ていますが、巨大掲示板のような

便所のらくがき的な物も含めて、正しい有り方を模索する時期にきているのではないでしょうか。

既存メディアは生き残りが懸って来ているのではないでしょうか。

   

パネルの最後、私のコメントが時間切れでお話できなかったので、ここで書きたいと思います。

  

私は市民目線からの発言、最後に括りたかったのは市民のレベルが高まらない限り

メディアのレベルも高まらない、メディアを批判するだけではなく共に育たなければならないということです。

一国の政治レベルが、その国民の民度以上に高まらないのと同じように。

今回のフォーラムに対し、私自身が勉強すればするほど解らなくなり、たどり着いた答えでした。

メディア批判というよりも市民の受信能力を高めなければならないということです。

   

昨今は何事も無関心、誰かが何とかしれくれる的な心情が蔓延している中

世の中を変えるのは政治家や行政ではなく、我々市民が変えるのだと

理事長職を頂いてから、ずっと訴えてまいりました。明治維新や戦後の復興がそうだったように。

  

メディアの問題も意識を持たなければ情報をただ受信するだけの考えない市民、

行動できない市民、学生であればメディアリテラシーを持たない子供を社会に出すことになります。

それでは様々な問題を「考えること」について、悪くなることがあっても良くなることはありません。

多少、失礼に値する発言があったかもしれませんが、来ていただいた方々に

”こんな見方もあるよ”的な発言を努力した結果として受け止めていただけたら幸いであります。

(ちなみに新聞は各社、ニュースの中身に対しては大きな差はないと思います。あるとすれば社説かな)

  

難しいテーマでしたが、実はとても重要なテーマでもあり、生活に直結している問題でもあります。

新聞やテレビなど、その情報の意図、事実を探ると真実が見えて来ます。

裁判員制度で報道の在り方も大きく変わってきております。私たちは、しっかりとした

先見力を身につけなければなりませんね。

  

ナオキ
 

驕ることなく。

By takahasi, 2010年10月6日 4:49 PM

こんにちは。

  

9月末から公開委員会やブロック会員大会、全国大会など、事業が続き

更新できずにおりました。忙しかったですね・・・。

私の場合、通常のLOM事業やLOMの会議、ブロックの会議の他、外部団体の委員や監事、評議員などを兼任しております。

昼に会議があったり、夜に会議があったりと、ここ数日は続いておりまして、

だからと言って、仕事は手を抜くわけには行きませんから大変です。まずは社業あってのJCです。

今まで経験したことのないような日々を過ごさせていただいております。日々勉強ですね。

  

今日は先日行われた全国大会のアワード(褒賞)について書きたいと思います。

御存じの通り、わが新潟JCは残念ながら入賞することが出来ませんでした。

すべての委員会が7月までの事業ではあるのですが、苦労を重ね、

真剣に取り組んでくれた多くの事業。

  

その多くの事業を褒賞に導くことが出来なかった自分の無力さを、心から感じました。

申請の隅々までチェックして、担当委員会と共に、解りやすくPRできるようにしたつもりだったのですが

それだけの問題ではなく、根本的な事業に対しての姿勢や熱意が足りなかったのかもしれません。

本当に、本当に、申し訳なく思っております。

皆さん、ごめんなさい。

  

事業とは褒賞を取ることが目的ではなく、市民・国民の心を1ミリでも動かし、

明るく豊かな社会に導く為の運動であると思っています。

でも今回、褒賞を取ることによって、新潟JCの皆さんが自分たちのLOMに誇りを持ってもらいたかった。

全国で胸を張れるLOMにしたかったのが本音です。

  

全国大会の3日間、悔しくて、悔しくて、失意の中、3日間を過ごしました。

悔しさを引きずったまま、日曜日に自宅に帰り、夕飯時、ぼーっとテレビを見ていたのですが

3日間悩んだあげく、自分の中で結論が生まれました。

  

正直な所、いろんな所で、様々な方々から「今年は取れるんじゃない」とか「すごいね」とか

評価をいただき、気づけば心の中で天狗になった自分がいました。

仮に褒賞を獲得していたら、LOMも、なによりも自分自身が、なおさら天狗になったかもしれませんし

これから未来に向けて進化をする為の努力を怠ったかもしれません。

それでは本末転倒です。自己満足をするためのものではないのです。

  

良い機会だったのだと、今は思います。自分自身と、これからの新潟JCを

真剣に考え、様々な問題に対して、本当に市民の心を動かす事業をするために

何をしなければならないのか、どのような心構えでいなければいけないのか、

そのすべてが私には欠けていたことに、今更ながら気付きました。

  

多少、何かが上手くいったり、ちょっとした評価があるからって、人は驕ることなく過ごさなくてはなりません。

そして、先見力を磨かなければ目標を達成することもできません。

心の隙が今回の結果だったこと、もっと、もっと私たちが暮らす新潟の未来の姿を

具体的に描かなければ、JCの運動など自己満足で終わってしまうのだと、何も変わらないし

誰にも評価されないのだと、そして、それらを皆で自覚しなければ、常々口から発している綱領など

口先だけのものになってしまうのだと、深く考えた全国大会でした。

  

ダメだったことは次へのステップです。

無駄な経験など何一つないのだから、これからに生かして行きたいと思います。

  

ナオキ

  

明らかな事実。

By takahasi, 2010年9月18日 12:29 PM

こんにちは。

  

涼しくなり、夏の疲れがどっと出てきて、だるい毎日を過ごしております。

お陰で、布団に入ると落ちるように睡眠に入ります。よく寝れます。

  

先日行われました9月例会、領土・領海問題を取り上げ、設営にあたった

川上委員長を始めとする対岸問題検証委員会の皆様、お疲れ様でした。

2回目の例会ということ、他にも4月(拉致問題)の影響で負担が多い中での設営でしたが

無事、終了することができました。ありがとうございました。

  

同じタイミングで、東シナ海、尖閣諸島海域での中国漁船の追突事故。

毎日のように、中国側の抗議の報道がされております。国民性でしょうか、中国や

周辺アジアの反日の抗議の風景は、耐えがたい様相です。

  

ここで明言しておきますが、尖閣諸島に関しては昔から日本の領有であり、それも中国諸国も

認めていた事実があるのです。ある発見をするまでは。

  

御存じの通り、周辺海域には石油資源が埋蔵されているという可能性があり、昭和43年以降

その可能性を知った中国、台湾などが自国の領有を主張し始めたのです。

解りやすくする為に、次の事実を示します。

   



これは、大正九年(1919年)の冬、魚釣島近海で中国人が遭難しているのを日本人が見つけて救出。

八重山島庁(当時)、石垣村役場も総出で救援活動を行い、31名を無事に本国に帰還させたのです。

このことに対して中華民国の長崎領事が感謝状を贈ったのが、上記の物なのです。

感謝状は玉代勢氏の他、石垣村長(当時)の豊川氏、古賀善次氏

与那国島出身の通訳、松葉ロブナスト氏、計4名に贈られました。

現存するのは玉代勢氏に宛てた、この貴重な1枚だけであり、同氏の長男が石垣市に90年頃寄贈したものです。

この感謝状の中で中華民国長崎領事は魚釣島のことを「日本帝国沖縄県八重山群尖閣列島内和洋島」と記し

救助した島民を「日本帝国沖縄県八重山群石垣村雇玉代勢孫伴君」と明記しております。

つまり当時の中国政府は魚釣島を間違え無く日本の領有だと認識していたのです。

(ちなみに和洋島とは魚釣島の日本名の呼び名のひとつです)

  

海底地下に石油資源があるからって、認めていた日本の領域を自国の物だと主張し、排他的経済水域の中間線も

大幅に基線から入り込んだ位置で主張。その交渉で日本は互いの200カイリの中間線での交渉をせずに

もっと手前で交渉を持ちだしてしまった為に、中国は解決済みという見解を示し現在に至っております。

  

講師の佐藤正久さんも仰っておりましたが、領土領海問題について、政府は今まで全くと言っていいほど

関心を持たず、国会でも、この問題を解決に導く委員会が存在しないのは不思議でなりません。

  

今回のフォーラムは、かけ離れたテーマだったり関心が薄いテーマだったせいか、入場が少なかったのですが

尖閣諸島だけではなく、北方領土も竹島も、危機に晒されてる対馬も、問題を知れば

その重要性に気づく筈です。日本は浸食され続けているのです。

  

少なくても、この問題を知った私たちは、意識を持つことによって、署名運動や地域の代表を選ぶ選挙など

国益や主権を民間人として守る場面に出くわした際には、しっかりした意見を持たなければなりません。

そして、今回のフォーラムで知った事実を広めて行かなければならないと、深く思った週末でした。

 

ナオキ

言葉の意図。

By takahasi, 2010年9月10日 11:46 AM

こんにちは。

  

1週間前より、だいぶ涼しくなり過ごしやすくなりましたね。

一歩一歩、秋が近付いてきています。

  

各報道でも御存じの通り、先日、東京都知事に面会、東京都庁にて記者会見に出席してまいりました。

我々と東京都を橋渡ししてくれたのは、東京ブルーリボンの会です。

4月の拉致のフォーラムに参加し、マンガ「家族愛」に共感していただいてからのお付き合いで

5月に衆議院会館での院内集会、その後、福島市や群馬県など広く橋渡しをしていただきました。

そして、全く想定外だった石原都知事との面会。

当日のエピソードと感想を書きたいと思います。

  

当日は新潟から7名の参加をいたしました、議会棟の控室で拉致被害者の御家族(横田御夫妻)や

特定失踪者の御家族、都議員や関連団体の方々と御一緒させていただき、その際に

「若い方々が新潟から7人も来るなんて、今までいろんな集会をしてきたけど初めてだ」と

関係者から言われ、あらためて若い世代の無関心さを感じました。

軽い打合せ後、いよいよ知事局に移動、都の警備の方々などが現れ緊張が走ります。

SPの方々は、どのルートを通過して、あと何分で到着するなどの連絡をインカムで

連絡を取り合っております。それにしても迷子になるほどの広さでした。

  

通された部屋は会議室のようなホールのような感じの部屋で、既にテレビカメラや記者が

重なるように陣取っていました。テレビで見たことのある取材風景です。

席に案内され、トップの知事の隣ということを知り、また緊張が走ります。

しばらく喋りながら待っていたら、後方より過去に感じたことの無いオーラを感じます、

石原都知事が到着しました。

  

冒頭、東京ブルーリボンの会の河村様より面会の御礼から進行が始り

トップバッターとして新潟JCを代表し、私からの説明です。

取材陣よりも隣に都知事がいることで、今までにない緊張をしながら、東京都配布の御礼

作成の経緯や今後の活動について説明させていただきました。

その後、数人から御礼と要望の後、メディアは一斉退席となり、石原都知事とのフリートークに移ります。

知事は開口一番、「拉致問題は国や政府の問題だ、家族愛とかセンチメンタルな事で解決はできない」

「北朝鮮や政府に乗り込んででも取り返す政治家はいないのか」「無力である我々は恥ずかしい、申し訳ない気持ちで一杯だ」

と、仰いました。

  

私の言葉足らずの説明で、冒頭に「家族愛」を指摘、ただ都知事の言葉の意図は、その後明らかになりました。

  

私は若い世代は「国や外交の問題」という観点でしか捉えて居ない現状を身近な「家族愛」というテーマで

無関心で他人事だと思っている若い世代に対し、知ってもらい喚起に繋げ、政治家や国を動かす為の手法として

「家族愛」という被害者の原動力とも言えるテーマを掲げたのですが

石原都知事は、それだけではなく

今まで何年かかっても解決できないもどかしさを、自分自身や政府に言い聞かせているように、そして被害者に対し

何度も何度も詫びていました。

石原都知事は自らの責任として捉えての発言だったのです。

  

国や政治家、確かに責任はあります。でも、ちょっとは意識のある国民の私から言わせていただければ

そんな政治家を選んできた我々にも責任もあり、国民が意識を高めることから国を動かす原動力になるのではないかと思うのです。

  

「出来る限りの要望や行動は必ず行うし、やれることはすべてやっていきたい」と発言されておりました。

他にも朝鮮学校無償化の問題や、様々なお話をされたのですが、発言の節目、節目には必ず

「何でこんな国になったのか」「このままでは死んでも死に切れない」と感情を露わにしておりました。

  

面会も当初、20分程度しか予定していなかったにも関わらず、45分もの面会となり

関係者より後から聞いた話ですが、「知事の機嫌が良かった、もしくは緊急の問題」と捉えていなければ

延長することはないそうです。

  

石原都知事が退席する際、私は「ありがとうございました」と御礼を申し上げたところ

一言、小声で「がんばろうな」と言われました。

緊張も取れ、今回面会した意義や、今年新潟JCが行った運動について、あらためて成果と

これからの決意を強く持った次第です。

  

その後、別室で対談したメンバーの記者会見が行われ、終了となりました。

今回、思ったのは、新潟JCが作成したマンガ「家族愛」が意識を高めるためのツールとして

解決へと繋ぐ風穴となり、人々の心を動かす事ができるのであれば

私自身、諦めることなく、全面解決というゴールに向かって、やれることはすべてやろうと

深く心に刻んだ一日でした。

一緒に行ってくれたメンバーの皆様、ありがとう!お疲れ様でした!

ナオキ

目標に向かって。

By takahasi, 2010年8月31日 11:22 AM

こんにちは。

  

毎日、暑い日が続いております。

まずは、先日行われました「サンドクラフトinにいがた2010」を担当した

相田委員長をはじめとする国際交流推進委員会の皆様、本当にお疲れ様でした!

そして、当日まで設営を応援していただいたメンバーの皆様、ありがとうございました!

  

何よりも無事に開催出来たこと、この暑さで体調を崩される方も無く、無事故で終了出来たことを

心から、心から嬉しく思うと同時に、ここまで設営していただいた皆様を誇りに思います。

言葉でしか表現出来きないのですが、本当に、本当にありがとうございました。

   

私自身、現役最後なので1週間、精一杯働かせてもらい、改めてサンドクラフトの設営の大変さや

手伝いをしにきてくれるメンバーの友情を身を持って実感しました。本当に嬉しいものです。

  

しかし、暑かった・・・。お陰さまで真っ黒になりました。

1週間、仕事の合間とは言え、砂浜で作業をしていたので、週明けは疲労と日焼けが私を襲っています。

その分、100%の達成感を感じることが出来ました。

当日の日中は、暑さもあり、午後からの一般来場は緩やかな流れでしたが

夕方以降、夜になったら、びっくりする程の人でした。

どこから人が湧いてきているのかと思うほどの来場でしたね!ライトアップも幻想的でしたし。

テレビ・ラジオ効果のお陰だと思いますが、それにしても驚きました。

嬉しかったなぁ・・・。

  

と、同時に課題も沢山見えて来ました。

その辺は、委員会にお任せしたいと思います。

   

以前、書いたと思いますが、学生時代ずっと私は体育会系に所属しておりました。

今回、作業をしながら高校時代の夏を思い出したので少々。

  

暑さと苦しさの中、練習に励んでいた高校時代。

部活柄、減量があったので、当時の夏の苦しさは言葉で表現できません。

あの時に比べれば何でも楽だと思えるようになったのも、そんな経験があったからです。

炎天下で作業しながら周囲を見渡せば、もくもくと作業を進めるメンバー達。

その中でも、ずば抜けて効率を上げているメンバーを見ると、やはり体育会系経験者で

体力も然ることながら精神力も違います。

担当委員会のメンバーは使命感もあるとは思いますが、体育会系が偶然揃ったのも

成功の一因だったのではないでしょうか。

  

とある上場企業の社長とお話した際に、社員採用の決め手は何ですかと訪ねた事があります。

その社長は迷わず「学生時代に部活動をしていたか」ということが条件だと仰っておりました。

会社に入り、会社に忠誠心を持ち、様々な困難や高いハードルを飛び越える精神力を持っている社員は

学生時代、レギュラーメンバーじゃなくても、活躍してなくても

部活動を卒業までやりとげた子が多いそうです。

  

今回のサンドクラフト設営で、何回か「終わらないんじゃねえか!」と思ったことがありました。

でも、開催前日の金曜の夜、暗くなっても気合を入れてリーダーシップを発揮してくれた

相田委員長や国際交流推進委員会のメンバー、サンドクラフトの苦労を知っているからこそ

応援に駆けつけてくれたメンバーは、そんな様々な困難を乗り越えて来たからこそ

今回、成功に結び付けていただくことが出来たのだと確信しております。

  

JCが体育会系だと言われる所以でもありますね。

そんな、自分の利益とかでなく、組織の目標に向かって皆でがんばる心は

いつまでも大事にしていきたいと、つくづく思わされた週末でした。

皆様、本当にお疲れ様でした。

  

ナオキ