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2013.10.12感じてみませんか 自分に宿る日本の精神文化を「日本のこころ」体験プログラム


 
「日本のこころ」体験プログラム
 
 10月12日(土)午前と午後の部に分かれ「日本のこころ」体験プログラムが豪農の館財団法人北方文化博物館、曹洞宗隆明山大榮寺にて開催されました。
 誇るべき精神文化「日本のこころ」の希薄化は、ルール意識や思いやり、当事者意識の欠如など、現代社会に於いて発生している様々な問題を、より深刻化させる一因となっています。これらの問題に対峙するためには、まず「日本のこころ」を自らの誇りとすることが肝要であります。そして日本人としての自信と誇りを育て、様々な問題解決への気運をより一層高めていくためには、観念的に学んできた「日本のこころ」に基づく倫理道徳観を実際に行動に繋げていくことが重要であり、自らの体験を通じてその精神を感じる場が必要であると考え、日本のこころ体験プログラムを開催いたしました。
 始めに参加者全員で北方文化博物館にて館長の伊藤文吉氏より日本文化の特徴である「間」と日本のこころについてご講演をして頂きました。続いて、2班に分かれて茶道と坐禅を体験して頂きました。
 茶道体験では、感受性を養うとともに茶道の精神がどのように日本のこころに作用しているのか考え、侘び寂びや礼儀作法の文化を体感することができました。
 坐禅体験では、大榮寺にて毎日、坐禅を行っている坐堂で、実際に入堂の仕方から作法までをしっかりと教わり、禅を組むことで内なる自分と対峙するよい機会を得ることができました。
 
 設営を担当された日本のこころ育成委員会の皆様、参加されたメンバーの皆様、ご家族の皆様大変お疲れ様でした。
 
(取材・撮影・記事:広報委員会 白井)
 

主催者挨拶 理事長 平野友孝君 日本のこころ育成委員会 委員長 江部洋人君 北方文化博物館 館長 八代目伊藤文吉氏

講話

趣旨説明
日本のこころ育成委員会 重川隆志君
伊藤館長より日本のこころについて講話 真剣に聞く参加者

茶道体験

事前説明をする小林慶直君 茶道の精神を学びます お茶を点(た)てている時間も大切なひと時です
お茶を頂く参加者 お菓子を頂く参加者 茶道具に対しても関心を示し、大切に扱います

坐禅体験

大榮寺の僧堂にて坐禅に臨みます 坐禅を組む参加者 自分のこころと向き合います
喝を入れて頂く参加者 坐禅が終わり、座布団を直す参加者 礼に始まり礼に終わります